終審法院(しゅうしんほういん、英語: Court of Final Appeal、中国語: 終審法院)は、香港特別行政区の司法機構における最高の最上級裁判所である。高等法院からの上訴を管轄し、最終的な審判を下す。1997年に香港が中国へ返還されたのと同時に、設立された。返還前も香港には「最高法院」が存在したが、本国であるイギリスの枢密院司法委員会に上訴することができた。この役割を担う機関として、返還後に設置されたのが終審法院であった。また、終審法院の設置により、返還前に香港に存在した「最高法院」は、返還後に「高等法院」となった。