[Korea.net] 全羅北道(チョンラブクト)の全州(チョンジュ)が世界の旅行客がアジアで1年以内に行くべき目的地トップ3に選ばれた。

旅行ガイドブック出版の豪ロンリープラネット(Lonely Planet)が発表した「アジアで1年以内に行くべき目的地トップ10」で全州が北海道、上海に次ぐ3位に選ばれた。ベトナムのコンダオ島と香港がそれぞれ4位、5位と後を次いだ。
ロンリープラネットが発表した「アジアで1年以内に行くべき目的地トップ10」で全州が3位に選ばれた。写真は、ロンリープラネットのホームページに載せられた全州・韓屋村の写真と紹介文
ロンリープラネットは全州について「韓国で最も保存状態の良い伝統村のうちの1つ。優雅な屋根を持つ数多くの韓屋と韓屋様式の博物館、茶屋、職人の工房などが軒を並べている」と紹介した。

また、全州のグルメも取り上げた。「全州は伝統建築物よりもグルメで勧められる場所。最も有名な韓国料理であるビビンバの本場であり、グルメ三昧の旅行地だ。2012年にはユネスコの食文化創造都市にも選ばれた」と伝えている。
ロンリープラネットの旅行作家レベッカ・ミルナーは「全州をあなたのバケットリストに入れるべき10の理由」という文で全州の魅力を旅行者らに詳しく紹介した
ロンリープラネットの旅行作家レベッカ・ミルナー(Rebecca Milner)は「全州をあなたのバケットリストに入れるべき10の理由」という文で「全州の韓屋村は韓国でも最大規模の韓屋が大切に保存されている場所」と強調している。

ミルナー氏はその他にもビビンバ、マッコリ、ストリートフードなど様々なグルメをはじめ、朝鮮の初代国王李成桂(イ・ソンゲ)に関する全州の遺跡や朝鮮王朝の歴史、全州南部市場、殿洞(チョンドン)聖堂と殉教地、内蔵山(ネジャンサン)、馬耳山(マイサン)など近隣の山にいたるまで全州の魅力を詳しく紹介した。

コリアネット ユン・ソジョン記者
翻訳:イ・ジンヒョン
arete@korea.kr
ミルナー氏はビビンバで作ったワッフル(上)と全州南部市場(下)を紹介する文で「最近では全州のストリートフードが人気を博している」と書いている
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